日々お仕事で奮闘されるサラリーマンの皆さまこんにちわ!
寒い日も暑い日も、快晴の日も嵐の日も、お仕事大変お疲れ様!
皆様は、今のお勤め企業に満足してますか?
職場環境・業務内容・休日数・残業・福利厚生…
様々な条件面の中、企業としても切磋琢磨して規定を定められています。
近年、働き方改革などによりこれらの条件面が改善されてきた企業も多くあり、私たちサラリーマンにとっては、より働きやすい環境が整ってきております。

一方で未だ、いわゆる「ブラック企業」と言われるような厳しい環境から改善されていない会社も、実際に多くあります。
- サービス残業(持ち帰り残業含む)
- 年次有給休暇未取得
- 不当な待遇
- ハラスメントの横行
出来れば、このような会社からは早く抜け出してほしい!
でもどうしたらよいのかわからない…
というわけで今回は、「転職活動」をテーマにしていきます。
ぜひ最後までご覧ください!

転職活動を始めるサイン
まずは、「誰もが転職活動をするべき」というわけではありません!
今現在勤める会社が、
- 自分にすごく合っている
- 給与面も大満足
- 福利厚生も充実している
- 通勤がめっちゃ楽
- 働く仲間が大好きで離れられない
このように自分自身で満足度が高いと感じておられる方は、転職することでリスクの方が大きいと思います。
わざわざ今より悪い会社に行きたいなんて、誰も思わないですよね…
反対に、先ほどの真逆に感じている方が転職を意識した方がよい方、「転職活動を始めるサイン」ということになります。
- 仕方なく仕事してるけど、正直自分には合っていない業務内容
- 給与も全然上がらない・ボーナス低い…
- 従業員に優しくない福利厚生(育休取りにくい・刑務所みたいな寮や社宅 etc…)
- 通勤1時間以上・満員電車でストレスMax
- 最悪な人間関係
決してこれだけではありませんが、自分自身で納得がいっていないと感じられるのであれば、それは十分転職活動のサインであると思ってよいでしょう。
我慢を続けると、精神的にもとてもよくありませんので、ぜひ転職活動を始めることを強くお勧めします!

転職エージェントと転職サイトの違い
転職活動をはじめようと考えた時、
「転職なんてしたことないからどうしたらよいか分からない…」
という方も多いのではないでしょうか?
転職候補先を探す手段として、大きく2つがあります。
- 転職エージェント
- 転職サイト
転職エージェントは、転職に向けてお世話をしてくださる担当者が、マンツーマンで様々なサービスを対応してくださるとても心強いツールです。
一方転職サイトは、担当者は付かずご自身で転職を実現していくツールとなります。
簡単にそれぞれの特徴は、以下の通りです。
転職エージェント
- 公開している求人情報は少ないものの、エージェントの種類や職種などによって「非公開求人情報」を豊富に持っている
- 担当者が必ず付いて、オンラインで面談を行い、親身なって相談してくれる
- 職務経歴書や履歴書を添削してくれて、よりよい物に作り上がるように導いてくれる
- 相談者それぞれの特性やスキル、要望に合わせて、企業を紹介してくれる
- 転職候補先に一緒に出向き、面談も一緒に付き添ってくれる
- 自身の転職したい企業に行けるかは、転職エージェント次第となることが多い

転職サイト
- 求人数は圧倒的に多く、転職したい企業を自由に選定、申し込みが可能
- 自分の希望する業種、職種やこれまでのスキル、経験を登録すると、都度メールで求人情報が送られる
- 職務経歴書や履歴書は自力で作成。サイト内で作成方法などは紹介している
- 転職候補先が決まると、直接企業とやり取りになり、自力で乗り越えていく
それぞれの違いを汲み取っていただくと、言うまでもなく、初心者におすすめなのが、「転職エージェント」となります。
転職エージェントは、紹介される企業は特定されてきますが、より理想的な転職が実現できるようにサポートしてくれますので、安心感は大きいです。
しかも、転職エージェントの利用にかかる費用は、なんと無料です!
これは利用しない手は無いでしょう!
転職活動の始め方
これから転職活動を始めたいと考えた時、何からやったらよいのでしょう?
ここでは、転職活動のスタートラインに立った方に、実際に転職活動の始め方を解説します。
ここでは、初心者にオススメしている「転職エージェント」をベースに解説していきます。
ただ、転職サイト利用時でも、大まかな流れはほぼ同じですので、是非参考にしてください。
転職エージェントの選定
転職を希望する際、まずあなた自身の経験、スキルに合わせて転職エージェントを選ぶ必要があります。
というのも、転職エージェントにも多くの種類があり、それぞれ特徴があるからです。
年齢や職歴、学歴、職種、専門性、役職の有無などで選定するエージェントが若干異なってきます。
例えば、第2新卒で経験が浅く、専門性もない方が、役職者候補の企業の紹介が多い「ハイクラス転職のエージェント」は、紹介してくれる企業はありません。
なので、エージェントの選定は非常に重要です。
ではどうやって選定するのか?
ニケなりの知見や情報収集により、以下のようにおすすめの転職エージェントを紹介します。
- 第2新卒・若年層の方…マイナビエージェント・JAIC
- 中間層やキャリアアップ転職を希望…JACリクルートメント
- オールラウンドに対応しているエージェント…リクルートエージェント
他にもたくさんのエージェントが存在しますが、選定するのに時間を要していると勿体ないので、すぐに行動を起こしたい方は、これらのエージェントをチョイスすると良いでしょう。
興味がある方、他の転職エージェントがどんなものがあるのか、検索してみてください!
キャリアの棚卸
転職エージェントが決まったら、まずあなた自身のことについて、転職エージェントは知る必要があります。
名前や年齢などはもちろん、現在の職業、経験年数、スキル、資格の有無、特技などをまとめたもの
職務経歴書を作成します。(履歴書とはまた別の物)
これをベースに、これから転職が進んでいくので、最重要項目です。決して手を抜いてはいけません。
また、嘘を記入してしまうと、「経歴詐称」となり、サービスが利用ができなくなる可能性がありますので、ありのままの自分を記入するようにしましょう。
- 最終学歴と何を専攻していたか
- 国家資格の有無
- 現在の職業、具体的な業務内容(転職先企業が理解しやすいよう詳細に!)
- 会社への貢献度(○○プロジェクトリーダー任命、利益○○%の改善に成功など)
- 転職しようと考えた背景(必ず前向きな事を書こう)
この中で企業やエージェントが一番注目しているのが、「現在の業務内容」と「会社への貢献度」です。
この部分の内容が薄いと、あなたが求めている企業の紹介は殆ど無いと思ってください。
現在の業務内容では、「生産工場でライン作業を担当してます」だけだと何も伝わってきません。
→生産ラインにて、○○の製造工程において設備関連の保全業務を行い、品質安定、生産性の向上を意識しながら、日々の活動にあたっています。
最低限、この辺りまでは記入するようにしましょう。
また、会社への貢献度ではさらに細かく数値を入れて記入することが望ましいです。
先ほどの業務内容の貢献度の話をすると…
→生産活動を行う中で、設備的要因により生産性が目標数値90%に対し88%まで低下していた生産ラインにおいて、原因を特定し新規設備の導入を提案いたしました。投資案件の為役員プレゼンも行い、賢明な訴えにより予算を獲得し、見事新設備投入に成功。これにより生産性が88%→93%にまで向上し、年間○○百万円の利益貢献となりました。
このような内容を職務経歴書に記載できると、たくさんの企業が興味を示してくれます。
個人で取り組んだことではなくても、チームの一員として取り組んだ内容でも全然OKです。
チームとしての貢献であれば、「改善プロジェクトの一員として~」といったことを記載するようにしましょう。
面接で必ずと言っていいほど聞かれるので、しっかり準備しておきましょう。
ただ、先ほど申したとおり、嘘を書いてはだめですよ!
また、他にも「転職理由」の項目は気を付けてほしい所です。
嘘は書かない方がよいですが、ネガティブな内容を正直に記載すると、その人の人間性を見られてしまうので、企業からは敬遠されてしまいます。
- 現職でボーナスカットとなってしまい生活が苦しい
- 会社の姿勢や福利厚生に物足りなさを感じている
- 業務内容がきつくて耐えられない
- 人事異動の通達が来た
このような内容を職務経歴書に記載しないようにしましょう。
前向きと思われるような内容に言い換えることで、企業やエージェントからのイメージは大きく変わります。
「転職により自身の更なるスキルアップを行い、収入アップを目指したい」
「新たな企業で自身のスキル、力量を試したい」
このような前向きな内容を記載するように意識してください。
以上、キャリアの棚卸は「職務経歴書」の作成がほぼメインとなります。
これに併せて履歴書も一緒に作成していきますが、作成方法もエージェントが見てくれたりします。
ここがばっちりできていれば、よい転職ができる可能性がぐんと上がります!
エージェントとの面談の中でも、書き方や添削などもしてくれますので、安心して進めてください。
エージェントとの面談~企業の紹介
転職エージェントを活用すると、エージェントの担当者の方とオンラインで面談することが出来ます。
この面談では、かしこまらず「本音トーク」で問題ありません。(愚痴っぽいのは禁物)
むしろ隠さず自身の希望する条件などを語りつくしておいた方が、あなたのことを客観的にみて、マッチングしそうな企業を紹介してくれます。
- 転職する理由(本音に近い話を)
- 希望する職種や業界
- 希望勤務地、通勤手段、転勤などの可否
- 希望年収
- その他福利厚生などの要望
転職サイトでも、詳しい条件を入力しておくことで求人情報はたくさん出てきますが、エージェントとの大きな違いは、「サイトには掲載されない非公開の求人情報」を紹介してくれる点です。
この日公開の情報は、その企業と転職エージェントとの信頼関係があっての物ですので、その企業との情報共有もある程度行っており、企業側との架け橋になってくれますので、スムーズに転職が実現できる可能性があります。
自分に合う企業が分からないという方には、非常に心強いと思いますので、相談しない手はないですよ!
面接に向けての作戦会議~転職実現へ
ここまでくると、後はエージェントとやり取りを繰り返し、選定した企業との面談、最終選考へと進んでいきます。
その過程においても、エージェントは手取り足取りサポートしてくれます。
紹介した企業が決まると、まずエージェントがあなたの情報を基に企業に駆け寄ってくれて、いわゆる書類選考のような感じが行われます。
一般的に、文面だけの書類選考だけでなく担当者が多少なりとも訴えかけてくれるので、心強いです。
次に書類選考が通ると、転職候補先に赴き、エージェントも交えて三者面談が行われます。(無い場合もあり)
この面談は一般的な最終選考ではなく、お互いリラックスして落ち着いた雰囲気の中での面談なので、そこまで構える必要はありません。
ただ、企業側もエージェントも、あなたと初めて実際に会い、顔を合わせながら面談しますので、最低限の礼儀と清潔感をしっかり出し頂くようお勧めします。
- お会いしたらまず気持ち良い挨拶を
- スーツはシワ無く革靴もきれいに!派手目なYシャツやネクタイなどは禁物!
- 髭は剃り、髪の毛も綺麗に整えておく
- 必要ないと思っていても、筆記用具、ノート、手提げ鞄は持っていく
- 遅刻しない!電車の遅延などでやむを得ない場合は必ず連絡を!
これら、社会人としてのマナーが出来ていればよい印象と思われますので、心得て置きましょう。
スーツは普段着られない方が多いと思いますが、転職活動では必須アイテムです。長らく使用しない場合はクリーニングに出してから保管しておくように意識しておきましょう。
そして意外と、適した鞄を持っていない方も居られます。
高級なものは不要なので、A4サイズの書類が入るくらいの手提げ鞄は持っておくと後々便利です。
面談を経て選考が通ると、いよいよ最終面接へと進んでいきます。
先ほどの面談とはやはり雰囲気も違い、緊張感Maxとなります。
その対策もまた、エージェントと一緒に作戦会議をしてくれますので、一つづつ回答内容をインプットしていきましょう。
基本的には、職務経歴書に書かれた内容の質問が来るので、はっきりと回答するようにしましょう。
曖昧で濁すような発言は好ましくありません。
そしてもっと大事なのは、あなたから企業側への質問です。
タブーなのが、「特にありません!」
これはほぼ確実に落ちます…
また、調べればすぐにわかる質問やディープな内容も、よくありません。
- こちらの工場ではどのようなものを作ってますか?
- 有給休暇はどのくらいとれますか?
- 年収はどのくらいで昇格は可能ですか?
- 異動はありますか?
これらの質問は、企業が聞いてほしい内容ではありません。
企業側が質問されて嬉しいのは、あなたが企業へ良い影響を与えるぞ!という心意気が伝わる質問内容です。
いくつか例を挙げてみましょう。
私は○○を専攻しており、それを活かして○○といった業務内容が強みだと自負しています。御社の経営理念を拝見し、私の強みを活かせるのではないかと考えております。その中で○○の業務において御社で課題と感じていることがありましたら、ぜひお聞かせください。
私は現職において、従業員数十人のマネジメント業務を担当しております。昨今の働き方改革の影響もあり、職場環境の改善に尽力して参りましたが、世の中のトレンドにもなっております慢性的な人手不足が大きな課題として挙がっております。その中で私は○○による改善活動や○○を行い人員削減などを懸命に行って参りました。御社において、人手不足や職場環境改善への取り組みとしてどのような取り組みをなさっていますか?
このような質問だと、なんだかよい影響を与えてくれそうな気がしますよね。
「私はこんなこと考えてて、御社でこんな事をやって貢献していきますよ!」と匂わせるような質問がベストですね!
最終面接もエージェントとしっかり打合せし、当日は程よい緊張感で臨めるように準備をしっかり行いましょう。

まとめ ~転職活動はメリットだらけ~
最後までご覧いただきありがとうございます。
現在の日本は、転職が当たり前の風土になりつつあります。
今回はこれからの社会人なら一度は経験するであろう「転職活動」について解説して参りました。
これから新卒者自体が減少の一途をたどってきますので、むしろ企業が転職によるキャリア入社を待っているような状況です。
ただ、転職自体は必ず良い方向に行くというわけでは、決してありません。
今より条件が悪いなど、意図しなかった企業への転職も十分ありえます。
その時は転職しないようにしてください。
大事なのは、
「転職活動を行い、自分の現在の立ち位置(市場価値)を把握しておきましょう!」
ということです。
転職活動をすることで、他にあなたの条件に合う良い企業が待っているかもしれません。
一方、結果的に今の会社がベストだったと認識でき、切り替えて今の会社でモチベーション上げて頑張れるようになるかもしれません。
ということで、転職活動をすることでどちらにしてもプラスになります。
特に他の第三者に直接相談できる「転職エージェント」は、非常におすすめです。
世の中には数百万という会社が存在するそうなので、選択肢はたくさんあります。
ぜひこの機会に、転職活動で自身の市場価値を調べておきましょう!
