意外と知らない!玉掛け・クレーン資格が製造業で最強な理由|現場20年が解説

社会生活

こんにちは、製造業歴20年以上のニケです。

皆さんは「玉掛け・クレーン資格」をご存じですか?
製造業だけでなく幅広い業種で活躍する万能な免許の一つです。

ですが、クレーン作業を必要としない業務も多く、
その存在を知らないという方も多いのが実情です。

実は私も最初は「自分には関係ない資格」だと思っていましたが、
この資格を取得したきっかけは部署異動でした。

新しい部署ではクレーンにて1t以上の物をクレーンで吊り上げる作業があり、
玉掛け・クレーンの資格が必要な業務を担当することになり、
初めて取得しました。

そして取得してわかったのは
「これは製造業で働くなら絶対に持っておくべき資格だ」
ということです。

実際に色んな現場を見てみると、
あらゆる場面で玉掛けの免許が必要なことがわかりました。

そして意外だったのが
「資格を持っていない人が思いのほか多い」ということです。

つまり取得するだけで即座に差別化できる資格なんです。

この記事では製造業20年の現場経験をもとに
玉掛け・クレーン資格がなぜ製造業で最強なのかを具体的に解説します。

「取ろうか迷っている」方も
「どんな資格か知りたい」方も
ぜひ最後まで読んでみてください。

玉掛け・クレーン資格とは

まず玉掛け・クレーン資格の基本を解説します。


玉掛け資格とは

玉掛けとは、
クレーンのフックに荷物を掛けたり外したりする作業のことです。

一見シンプルな作業に見えますが、
重い荷物を扱うため誤った作業をすると重大な事故につながります。

そのため労働安全衛生法で資格取得が義務付けられています。

玉掛け資格の種類

種類正式名称対象
技能講習玉掛け技能講習修了つり上げ荷重1t以上
特別教育玉掛け特別教育修了つり上げ荷重1t未満

一般的に「玉掛け資格」と呼ばれるのは
玉掛け技能講習修了です。

製造業の現場では1t以上の荷物を扱う場面が多いため、
技能講習の取得が一般的です。


クレーン資格とは

クレーンとは、
荷物を吊り上げて移動させる機械装置のことです。

製造業の現場では
天井クレーンが最もよく使われています。

このクレーンの運転にも資格取得が義務付けられています。

クレーン資格の種類

種類正式名称対象
特別教育クレーンの運転の業務に係る特別教育つり上げ荷重5t未満
技能講習床上操作式クレーン運転技能講習修了つり上げ荷重5t以上

私が取得したのは
クレーンの運転の業務に係る特別教育です。

1tクレーンの操作で使用しています。


玉掛けとクレーンはセットで取得するのが基本

玉掛けとクレーンはセットで取得するのが
製造業の現場では常識です。

理由はシンプルです。

クレーンで荷物を吊り上げるには
玉掛け作業が必ず必要だからです。

つまり、

・クレーンを運転できても玉掛けができなければ作業できない
・玉掛けができてもクレーンを運転できなければ作業できない

この2つの資格をセットで持つことで
初めて一人で作業が完結します。

製造業の現場で「万能資格」と言われる理由がここにあります。

なぜ玉掛け・クレーン資格は製造業で最強なのか

私が取得して実感した「万能資格」である理由を4つ解説します。


① 製造業のあらゆる現場で使える

玉掛け・クレーン資格が最強と言われる最大の理由は
「どの製造業の現場でも使える」ことです。

・食品製造
・自動車部品製造
・鉄鋼・金属加工
・化学工場
・電子部品製造

これらすべての現場でクレーンや玉掛け作業が発生します。

つまり一度取得すれば
製造業のどの職場に行っても即戦力として活躍できます。

私自身、部署異動後にこの資格のおかげで
すぐに現場に馴染むことができました。


② 資格を持っていない人が意外と多い

これが取得して一番驚いたことです。

実際に現場に出てみると「玉掛けの免許が必要な場面」が
あらゆるところにあるにも関わらず、
資格を持っていない人が思いのほか多いんです。

つまり取得するだけで即座に周りと差別化できます。

「資格を持っている人が少ない」ということは
「需要に対して供給が足りていない」ということです。

持っているだけで重宝される存在になれます。


③ 給与・待遇アップに直結する

玉掛け・クレーン資格を取得することで
資格手当がつく会社があります。

また資格があることで、

・より責任のある仕事を任される
・昇格の条件を満たせる
・転職時の給与交渉で有利になる

といったメリットがあります。

資格取得の費用は約2万円程度ですが、
会社が負担してくれるケースも多いです。

私の場合も会社負担で取得できました。

コスパの面でも非常に優れた資格です。


④ 製造業以外でも活かせる

玉掛け・クレーン資格は製造業だけでなく他の業種でも活かせます。

・建設業
・倉庫・物流業
・港湾業
・造船業

これらの業種でもクレーンや玉掛け作業は日常的に発生します。

「製造業からの転職を考えている」
という方にとっても非常に有利な資格です。

業種を超えて使えるまさに「万能資格」です。

玉掛け・クレーン資格の取得方法・費用・期間

実際に私が経験した取得の流れを具体的に解説します。


取得の流れ

玉掛け・クレーン資格は試験ではなく
「講習を受けて修了すること」で取得できます。

つまり講習をしっかり受ければほぼ問題なく取得できます。


講習の内容(私の体験談)

私が受講した講習は5日間の日程でした。

1〜3日目:座学と学科テスト

玉掛け作業の基礎知識を学びます。

・クレーンの種類と構造
・玉掛け用具の種類と使い方
・荷物の重量計算方法
・安全作業の基本

学科テストは講習内容をしっかり聞いていれば
問題なく合格できます。

4日目:実技と実技試験

実際にクレーンと玉掛け用具を使って
作業の練習をします。

・ワイヤーロープの掛け方
・荷物のバランスの取り方
・合図の出し方

実技試験も講習で練習した内容がそのまま出るので
落ち着いて取り組めば大丈夫です。

5日目:クレーンの特別教育

クレーンの操作方法を学びます。

・クレーンの操作手順
・安全確認の方法
・緊急時の対応

この日程で玉掛け技能講習修了と
クレーンの運転の業務に係る特別教育の両方を取得できました。


費用

項目費用
玉掛け技能講習約2万円前後
クレーン特別教育約1万円前後
合計約3万円前後

私の場合は
会社が全額負担してくれました。

まず会社に
「費用を負担してもらえるか」確認してみてください。

製造業の会社では
業務に必要な資格の費用を負担してくれるケースが多くあります。


取得期間

資格期間
玉掛け技能講習修了約3〜4日
クレーン特別教育約1日
合計約4〜5日

まとめて受講すれば最短5日間で両方取得できます。


取得場所

全国の登録教習機関で受講できます。

・コマツ教習所
・住友建機教習所
・各都道府県の労働基準協会

お近くの教習機関を検索してみてください。


難易度

項目難易度
学科テスト★☆☆(講習を聞けば合格できる)
実技試験★★☆(練習すれば問題なし)
総合難易度★☆☆(誰でも取得できる)

講習をしっかり受ければほぼ確実に合格できます。

「資格取得が苦手」という方でも安心して受講できます。

まとめ|玉掛け・クレーン資格は今すぐ取るべき万能資格

玉掛け・クレーン資格は
製造業で働くなら必ず持っておきたい資格です。

今日紹介した内容をおさらいします。


なぜ万能資格なのか

✅ ① 製造業のあらゆる現場で使える
✅ ② 資格を持っていない人が意外と多い
✅ ③ 給与・待遇アップに直結する
✅ ④ 製造業以外でも活かせる


取得の基本情報

項目内容
取得期間約4〜5日
費用約3万円前後
難易度★☆☆(誰でも取得できる)
取得場所全国の登録教習機関

20年間製造業の現場で働いてきてわかったことがあります。

「資格を持っているかどうかで会社での扱われ方が全然違う」

玉掛け・クレーン資格は
その中でも特にコスパが高い資格です。

たった5日間の講習で製造業のどの現場でも
即戦力として活躍できる資格が取れます。


取得して一番良かったのは
「現場でできる仕事の幅が大きく広がったこと」です。

資格がないと「見ているだけ」だった作業が、
取得後は「自分でできる作業」に変わります。

その違いは職場での存在感にもつながります。


まだ取得していない方はぜひ会社に相談してみてください。

費用を負担してもらえる可能性があります。

すでに取得している方は
ぜひ次の資格にもチャレンジしてみてください。

資格は積み重ねるほどあなたの市場価値が上がっていきます。

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